「浅見さん大丈夫?」
「え?」
気がつくと
「奈良坂さんでも待ってるの?」
放課後で
教室にただ一人
とっくにゆりちゃんもいなくて
「私、委員会だったんだ。
誰もいないと思ってたのに忘れ物取りに戻ったらいたからビックリしたよ。」
時計を見ながら言うクラスメイト
日ごろあまり話す機会の無い子
「う、うん。ゆりちゃんの部活終わるの待ってて・・・」
本当はそうじゃないけど・・・
そう答えた私に
「そうなんだ。サッカー部って終わるの遅いから大変だよね?
私もマネージャーなりたかったけど倍率高くてムリだったのに奈良坂さんってすごいよねぇ。」
いつもより話し掛けてくる。
「う、うん。」
そうだ
この子
『光派』の子だ・・・

