ゆりちゃんの機嫌はすこぶるよかった。
当然だ。だって、丸瀬先生とキスしたんだから。
私とうららは後部座席で終始沈黙。
私は、さっきのは何って聞かずにいられないけどここで聞くことはできない。
だったらここは黙ってる。
うららも同じ。
「ケンカでもしたのか?」
丸瀬先生が聞いて来た。
けど
「別に・・・」
うららが答えると
「ふう~ん・・・」
って言っただけの丸瀬先生
ルームミラー越し
私と目が合って
でも何も言わない丸瀬先生
「ね~光ぅ、私たちは楽しかったよね~。」
ゆりちゃんが丸瀬先生の腕に手を置いてベタベタ
行きの車内よりももっと丸瀬先生のこと独占してる。
まるでゆりちゃんが彼女のよう。
胸がムカムカする。
許せない。
どうして丸瀬先生は・・・
聞きたい
さっきのキスは何?
どうしてそんな平気な顔していられるの?
もう
私のこと
好きじゃなくなったの?

