「光に電話したよ。
一緒に帰るって言っちゃったけど・・・
よかった?
イヤなら・・・」
うららのこの気の使いよう・・・
それでさっきのあれは夢じゃないんだって実感した。
「大丈夫・・・」
・・たぶん
普通にできるか分からないけど
それでも
「みんなで帰る。」
あの二人を二人きりにしたくない
二人きりにしてしまったばかりに・・・
「分かった。じゃ、駐車場に行こう。」
うららにも私の気持ち分かったみたいだった。
ベンチから立ち上がりうららが私に差し出した手
握り
その手に勇気づけられるように
駐車場まで
丸瀬先生とゆりちゃんのもとまで・・・

