ハートに触っちゃダメです!


学校に行くと自転車置き場でゆりちゃんが待ってた。


「浅見、おはよ。」

普通に見えるゆりちゃん。

「お、おはよう。」

何を言われるかとそれでも少し身構えてしまう私をよそに

「ねえ、数学の宿題難しくなかった?」

「え?す、数学?」


思い出した私。

やばい・・・


「忘れてたとか?


もー、浅見ったら

あとで見せてあげるね」


「えっ!?」

「どうしたの?」

「うんん、ありがと・・助かる。」


何だろう

ゆりちゃんが普通すぎて・・・


余計に心配。。。



教室に着くと私の前の席


ゆりちゃんがカバンを置き


すぐさま教室の後ろ方に集まってる集団の方に向かって


「ね~、何やってるの?面白いことでもあった?」

声をかけた。


『面白いこと』・・・


ドキッ!


その集団は

そう

丸瀬先生のファンクラブ“光派”


まさかゆりちゃん・・・


と思って


心臓がドクドクいい出し


どうしようって思って冷や汗が出て来た。