ハートに触っちゃダメです!


「じゃあ・・だったら


あの時、私のケータイに出た丸瀬先生が悪いんだよ。」


そうでしょ?



『そうか?浅見が、あの電話の相手は俺じゃないって言えばよかっただけのことだろ?


ま、お泊り旅行の相手がハートを取った相手って認めてる訳だから最終的にハートを取ったのが俺って言ったら全部繋がるよな?』


そう・・・なの?

そうだ・・よね?


今朝、ゆりちゃんから聞かれたときにそこんところを否定しておけば・・・


うんん

さっき頭パニック起こして正直に丸瀬先生がハート取っちゃった相手って言っちゃたからいけないんだ・・・


ああ・・

全部

最初っからウソつけなかったから


言い繕うのが無理な状況にしたのは・・・


自分だけど・・・

「でも、そんなこと言ったって・・・

丸瀬先生が悪いんだから・・・」



『あのなあ・・・


今は、ダレが悪いとか言ってる場合じゃないだろ?』



そうなんだけど・・・


どうしたらいいか分からない

だから


助けて欲しい



『分かってる。

任せとけ。


つか、浅見

お前さあ・・・』


何?


電話の向こう


「どうしたの?」


『覚悟しとけよ。』


何を?


『じゃあな。』



電話は切れた。


何を言いたかったんだろう?

『覚悟しとけ』って何を?



だけど・・・

「取りあえず丸瀬先生に任せておけばいいかな?」



そう思ったら簡単に眠れてしまった。


翌日のことなんか考えもぜず・・・