なのに
「じゃあ、俺、奈良坂と付き合うかな?」
そんな丸瀬先生のイジワルに
「ダメ!絶対にダメ!」
シートから起き上がって思わず丸瀬先生の腕にしがみついてしまった私。
完全に丸瀬先生のおもうつぼ?
クスッと笑い
「ダメなら?」
と聞いてくる丸瀬先生。
本当は、丸瀬先生だってとうに私の気持ちに気づいてる。
言わなくたって分かってる。
分かってるくせに!
「好き!
丸瀬先生が好き!」
言ったら
何だか
泣けてきた
ポロポロと頬を伝う涙
「何で泣くんだよ。」
丸瀬先生がやさしく涙拭ってくれて
そのまま
先生の唇が
私の唇に重なった。

