「ごめ~ん!」



慌ててうららのとこに

戻す


その“ハート”



「ごめんね。あれだよね?これってあれでしょ?」


メチャメチャ焦った私。



うららの肩のとこ張りなおし



剥がれないようにポンポンと押さえつけて




メチャメチャ焦ったものの



ふと思い出して



「大丈夫。これってあれだから。

そう!


異性に限定だから。」



ゆりちゃんの時でこりごり。



だから


だからちゃんとうららに教えてあげて


自分自身も安心させるように言った。



んだけど・・・




「うそ・・・ともが?」


と言ったまま



うらら

私を見つめて



なんだか・・・



「うらら?今の聞いてた?

このハートって異性に・・・」



もう一度言おうとした私

だけど



「ともが“運命の人”なのね!」



うらら

全然人の話し聞いてない!



「ちが・・違うから~~~~っ!!」