ハートに触っちゃダメです!


廊下を行く他の生徒たちの興味津々のその視線

このまま体育館に行けそうに無い。


どうしてゆりちゃんがこんなになってるのか?


私が運命の相手じゃなかったってだけじゃないみたいで・・・



「失礼しま~す。」

保健室――――


病気ってわけじゃないけど

病気?


と思ってゆりちゃんを保健室へ



全校集会で生徒も先生もみんな体育館


「保健医の先生もいないね。」


取り合えずゆりちゃんをベットのとこに連れて行きそこに座らせると


「浅見・・・」


泣きやんだゆりちゃん

私の制服の裾を掴んで


何やら上目づかいで見てくる。



「大丈夫?平気?」

と

取り合えず言ってみるものの・・・



なんか

ちょっと

やっぱり?


ゆりちゃんの様子変だから


「保健医の先生呼んで来るね。」


と私の制服を掴んでるゆりちゃんの手をそっと外して


そそくさと保健室を出て行こうとした


ら



「私の運命の人って俊太だったの。」


って


えっ!?


ゆりちゃんの言葉に


ピタリと足が止まり


振り返り


まさか?


と思いながらも



確認するようにゆりちゃんを見ると



「俊太にハート取られちゃった・・。」


信じられない

てゆ~か信じたくない



「うそっ!?」

「ホントだってば。」


そうしてまた泣くゆりちゃん。


泣きたいのはこっちだって・・・