ハートに触っちゃダメです!

体育館に移動中――――


「ゆりちゃん、そう言えば、あのハートの件ってどうだったの?」

大事な話

「え?ああ・・あれねぇ・・・」


ゆりちゃんが口ごもったのでちょっと不安


「残念な結果・・・かな?」


えっ!?

残念ってどうゆうこと?


「うん・・

あのハートね、異性限定なんだって。」


「異性限定・・・ってことは」


ってことは

私は同性だから


「うん・・

浅見は運命の人じゃなかったみたい。」


「よかったぁ!」


って私マジで喜んだら


「浅見・・そんなにイヤだったの?」


ってゆりちゃんがプンプン



「いや・・・違うって

ってゆ~か・・・」


違わないし・・・

だって、ゆりちゃんに運命の人とか思われてて嬉いわけないし・・・


「いいよ、もう!

浅見は運命の人じゃないもん。」



そうだよ。


だけど

なんでそんなに怒ってる?



「マジメにゆりちゃんの運命の人がどこかにいるってことでしょ?

私なんかじゃなくってよかったよ。」


実際にそうでしょ?


だから

言ってみたのに


「浅見の方がよかった・・・」


とか呟いて


「男だったらいいって問題じゃないもん!

私だって相手選びたいもん!」


とか急に叫ぶゆりちゃん?


「ど、どうしたの?」


ゆりちゃんの様子にオロオロするしか無い私。



「うわ~ん。。。。」


終いに大泣きするゆりちゃん



ホントにどうしちゃったの!?