「マジで?」 潤が目をまん丸にしてビックリした顔で俺の顔を見ている。 「嘘ついたってしょうがないだろ?」 4年間、好き勝手していた俺を知ってる潤にすぐに信じろっていう方が無理な話なのかもしれない。 でも…最初で最後、真剣になったその相手は 中学の卒業式の日、担任に名前を呼ばれ、涙声で俯きながら『…はい』と返事をしていた姿を見たのが…最後だった。 式の後、冷たい非常階段で…来ないアイツを想いながら 『だせぇな…』って、1人で呟いたっけ…。