そうさらりと返されて、顔にじわじわと熱が集中していく。
あなたに見惚れ過ぎて、頭が回転しなくて気づくのが遅れました、なんて恥ずかしすぎて言えるわけもなくて、
アハハ…とただ愛想笑いを返す。
「………」
「………」
お互いそこから、特に話す話題があるわけでもなく、気まずい沈黙が流れる。
なにか、喋らないと間が持たない…。
なにか話題を探そうと、チラリとまだベッドに腰掛けたままの男の人に目を向ける。
ふわふわした蜂蜜色の髪の毛に、奥二重の目に澄んだ蜂蜜色の瞳。
こんなに、綺麗な男の人は初めて見た。
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