蜂蜜色の先輩と、放課後、保健室で。



そうさらりと返されて、顔にじわじわと熱が集中していく。


あなたに見惚れ過ぎて、頭が回転しなくて気づくのが遅れました、なんて恥ずかしすぎて言えるわけもなくて、
アハハ…とただ愛想笑いを返す。


「………」

「………」


お互いそこから、特に話す話題があるわけでもなく、気まずい沈黙が流れる。


なにか、喋らないと間が持たない…。


なにか話題を探そうと、チラリとまだベッドに腰掛けたままの男の人に目を向ける。


ふわふわした蜂蜜色の髪の毛に、奥二重の目に澄んだ蜂蜜色の瞳。


こんなに、綺麗な男の人は初めて見た。