カクレオニ

小さかった時は、休み時間ずっと走り回っていた体育館やグラウンド。


男女関係なしに笑いあって、足が速くて捕まえられずに怒ったり、鬼じゃないって嘘をついて捕まえてきた策士な友達もいた。


そういえば、運動が苦手でずっと絵を書いてるような女の子を無理やり引き連れて遊んだら、嫌がられて先生に怒られたっけ…







だけど中学に上がったりするに連れて、鬼ごっこなんてしなくなっていった。

あれだけ好きだった運動も、今となっては…はっきりいってめんどくさい。


だって私足遅いし、体力もないし。










こう考えると、子供の頃はみんなが一番キラキラしていたのかもしれない。

汗をかくのも気にしないで全速力で駆ける。
鬼に追われている時は、やばい、捕まるっていうドキドキ感があって、鬼がどこにいるかわからない時はいつどこから追われるかわからないゾワッとする感覚。




昔のようには今はできないけど、なんだか久しぶりにあの高揚感を感じてみたくなった。