そんな中、ハッキリと完全に取り繕いようもなく上位層・中位層・下位層に区別されるきっかけが訪れた。
とある大会のチーム分けを顧問がした。
いつもならオーディションで1チーム作るだけなのに今回は部員全員の全6チーム。
A 部長率いる少数精鋭(2・3年)
B 副部長(私)率いる大数精鋭(1・2・3年)
C 優香含む3年下位2人+1・2年
D、E、F 1・2年チーム
A、Bしか入賞させる気が無いのがまざまざと分かった。
誰もが優香ともう1人の子が弾かれたのが分かった。
勿論一切の振り付け構成はリーダーが担当する。
この時初めて優香の毒を吐く姿を見た。
「私らに振りなんか作れるわけないじゃん。A、Bしか期待してないなら初めからやる意味無いじゃん。1・2年も上手い子はみんなA、Bだし。」
私は何も言えなかった。
否定できなかった。
優香は怒りながらも苦しそうだった。
泣きそうな複雑な顔してた。


