「なんだよ、せっかく２人きりなのに……」


ブツブツと文句を言いながらも、ベッドに横になると瞼が重たくなっていくようだ。


「夕方には起こしてあげるから、お休みなさい」


あたしがそう言ったときにはもう、大雅は寝息を立て始めていたのだった。