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ハッと気が付くと外は明るくなっていた。


昔の事を思い出しているうちに気が付けば眠ってしまっていたようだ。


あたしは大きく息を吐き出してベッドから起き出した。


昔の大雅はあんなにも輝いていた。


サッカーをやめるなんて、絶対にあり得ないと思っていたのに……。


それに加えて、女の子と遊んでいると言うよくない噂まで出てきてしまっている。


どうにかしなきゃ……。


あたしはスマホを握りしめて、そう思ったのだった。