切リ取リマスカ?

笑顔を作ってみたけれど、うまく笑えているかどうかもわからなかった。


「今日はごめん。みんな、応援に来てくれたのに」


大雅は苦笑いを浮かべてそう言った。


「何言ってるの、頑張ったじゃない」


「そうだぞ。まだ次の試合で頑張ればいい」


両親に挟まれて、大雅は居心地が悪そうにほほ笑んだ。


その目には汗とも涙ともつかないものが、浮かんでいたのだった。