星に恋した。



私が恋した相手は遠い遠いお星様みたいな人。


この恋は無駄なんかじゃなかったと今でもそう思える。


だからいいんだ。



好きだから奪おうなんて思わない。


好きだから幸せになってもらいたいんだ。


今でもゆーくんのことは好き。

だって、嫌いになる理由はないから。


いつか私もお星様みたいな人に出会えるかな。


そう思って夜空を眺めた。



空には世界にあるたくさんの恋のかけらが散らばっていた。