その日私は携帯を片手に握ったまま眠りについた。






夢の中にもゆーくんはいた。


夢の中の私はゆーくんと手を繋いで散歩していた。
ゆーくんに寄り添って歩く私。

積極的だよ…私…


私は歩きながら右斜め上をチラチラ見る。


横顔のほうがカッコイイよ…


時折、ゆーくんは私のほうを向いて微笑んでくれた。

私だけのモノだよ。

誰にもゆーくんの笑顔は渡さないよ。