心ちゃん、わたしで遊んでるよね。 「分かる。ましろちゃんみたいな子が彼女だったらいいのに」 赤井先輩が突然そんなことを言い出して、カァッと顔が熱くなる。 わたしが彼女だったらきっと大変だから!! わたしドジばっかりして迷惑かけること間違いなしだから!! 「……真琴、口説くなよ」 ジロリと遠藤先輩に横目で睨まれた赤井先輩はひょいと肩をすくめる。 「はいはい。お前のお気に入りの子、狙ったりしないよ」