[完結]甘やかし王子様が離してくれません。




タンタンタンとリズムよく階段を下りて2階にたどりついた。

廊下の階段側から1組。
階段から離れていくごとにクラス番号がひとつずつ増えていく。


うちの学校は1学年につき8クラスある。
だから遠藤先輩のクラスは廊下の端からふたつめ。



1年生のわたしが2年生のフロアをウロウロするのは少し目立つ。

すれ違う人の視線を感じて、少し気まずく思いながらも歩を進めて7組の前にたどりついた。




あきっぱなしの教室のドア。

中をのぞくと、うちのクラスとは違う空気を感じた。