左右整ったアーモンド形の目。 スラリと通った鼻筋。 薄い唇。 それらが寸分の狂いもなく綺麗に配置されている。 ……イケメンさんだ。 すれ違った人がため息をもらしちゃってもおかしくないくらいの。 状況に合わないことを考えていると、目の前のイケメンさんはまた地面に散らかる教科書たちを拾い始めた。 「俺、もともと遅刻する気だったからいいよ。ほら、お前みたいに走ってなかったでしょ」 ……そう言われてみれば。 でも……!!