[完結]甘やかし王子様が離してくれません。




「好きなんじゃない?ここちゃんのこと」



「そんなはずありませんよ。あいつのタイプはましろですから」




―――――カシャンッ



陶器の白いお皿に、鉄製のスプーンが打ち付けられた音。


手を滑らせたのか、持っていたスプーンを手離したのは唯衣先輩だった。



「……は、え?タイプがましろってどういうこと?」


「えっ、ましろから聞いてませんか?ましろ、その男子に告白されたんですよー」



……なんでかな。