そう言うと先輩はにっこり笑って言った。 「ごめん、それは断固拒否」 うっ…やっぱりわたしの土下座ひとつでなんとかなるレベルの迷惑を超えてたか…。 しょぼんと肩を落とすと先輩はクスッと笑ってから口を開いた。 「……掃除当番だよね?だったら早く教室に戻った方がいい。俺のことは大丈夫だから」 先輩は微笑みながらそう言った。 「教室でクラスメイト待ってるんじゃない?掃除完了のチェックは掃除当番のメンバー全員そろってないと出来ないから」 確かにうちの高校はそういう制度になっている。