ポスンッと先輩の胸に頭をぶつけてしまい、慌てて後ろへ飛び退く。
「ごめんなさい……!!」
本当、今日のわたしは先輩に対して迷惑の上塗りをしすぎだ……!!
黄泉に通じる穴が今ここにあいてしまったらいいのに。
イザナミに追いかけられるくらいの罰を受けた方がいい気がする。
「……プハッ…本当、お前今朝から謝ってばっかりだ」
先輩はそう言ってクスクスと笑い始めた。
軽く握った手を口元に当て、目尻を下げて笑う姿にときめいてしまった。
って、ときめいてる場合じゃない。
「だってわたし、今朝から先輩にすごい手間かけさせて…土下座させてください」



![[完結]初雪が降る前に~君がくれたもの~](https://www.no-ichigo.jp/img/issuedProduct/10207-124.png)