そう思いびくびくすること数秒。 無言が続いたあと、遠藤先輩の声が耳をくすぐった。 『ましろ、好きだから』 ……え? ふわりと体から力が抜け、携帯が手の中から滑り落ちた。 運が悪いことに、ここは階段。 「えっ、あぁぁぁぁ!!」 カンカンと音を立てながら一段ずつ階段を下りていくわたしの携帯。