「俺部活あるからもう行くよ。……時間くれてありがと」 その言葉にはっとした。 わたし、まだ言ってない。 言わなくちゃいけない言葉を。 「四ノ宮君!!」 わたしの前から立ち去ろうと背中を見せた四ノ宮君を呼び止める。 「ん?どした?」 振り返ってはにかんだ四ノ宮君に向かって頭を下げる。