四ノ宮君の声、震えてるじゃん。 なんでわたしなんかのためにそんなに優しい嘘をついてくれるの。 「俺の頼み、聞いてくれたらそれでいいよ。謝らなくてもいい」 「四ノ宮君の、頼み?」 ズッと鼻をすすりながら四ノ宮君の言葉をリフレインする。 一体、なんだろう……。 「ましろ。……そう呼ばせてよ。友達として」 「そんなことでいいの?」