目を閉じて一番に瞼の裏に浮かんでくる人はあの人。 かっこよくて優しくて、わたしの隣にいてくれる遠藤先輩。 ……っ、ダメだ。 わたし、やっぱり……。 わたしはずるずると地面にへたりこんで、両手で顔を覆った。 「ごめんなさっ、わたしやっぱり遠藤先輩のこと好きだ……!!」 四ノ宮君、ごめん。 気持ちに応えることができなくて。