廊下掃除をしている人たちが、驚いたようにわたしを目で追う。 掃除の邪魔してごめんなさい……!! わたしが走ったせいで余計なホコリが舞っちゃうかもしれないけど許してください。 抗議されたらあとでいくらでも謝るから!! 階段もこれでもかと言うほどチャカチャカ足を動かして駆け下りる。 久しぶりの全力疾走で息も絶え絶え。 わたしのせいで痛い思いをして、さらに制服がよごれてしまった人のもとにたどりついたときには瀕死状態だった。 「ごめっ……なさ…………」