[完結]甘やかし王子様が離してくれません。




その犠牲者になってしまったのがわたしと、四ノ宮海斗(シノミヤ カイト)君。

四ノ宮君、実はわたしと席が前後だったりして割と仲良し。



だからさっきからふたりで話しながら手を動かしている。


……ああ、順調に制服が粉で汚れていくよ……。



「そういえば、今日なんでお前遅刻してたの?」



「あー、漫画読んで家出るの忘れてた上に校門前で人とぶつかっちゃって……多大な迷惑をかけてしまった」



苦笑しながらそう言うと、四ノ宮君爆笑。


人の災難を笑わないで!?
災難って言うか、ただのわたしの自業自得だけど!!