[完結]甘やかし王子様が離してくれません。




わたしがここにいたらダメだ。
早く立ち去らないと。



そう思うけど、足がガクガク震えてうまく動かない。



「……もういっかい、やり直したいの」



やり、直したい……?

その言葉に少しひっかかった。



「……もう本当に友達に戻る……そうお前が言ったから俺は友達として“花絵”って呼び続けてるんだけど」



冷たい、声。
感情のこもってない聞いたことのない遠藤先輩の声。