空耳?空耳だよね? 「可愛いって自覚してくれないと、襲う」 空耳じゃ、なかった……? 「あ……っ、わたし課題途中で!!早くやらないといけなくて!!だから先に校舎入ります!!」 そうまくしたて、わたしはその場を駆け出した。 真っ赤に染まっているであろう頬を両手で押さえて、ひたすらコンクリートで覆われた地面を蹴る。 可愛いって……!! 襲うって……!!