それは嫌だなぁ。 暑い学校に来るのも嫌だけど、先輩に会えないのも嫌。 わたし、いつのまにこんなに先輩のこと好きになってたんだろう。 「あ、そうだ。ポニーテール似合ってる」 先輩は突然そう言ってわたしが頭の後ろでひとつに束ねている髪の毛にそっと触れた。 「似合ってるって……わたしより似合ってる子たくさんいますから!!」 照れくさくて、まくしたてるようにそう言うと。 先輩はちょっとむっとした様子でポケットに手をつっこむ。