そのくらいで死ぬほど人間の体はヤワじゃありません!!


……先輩、少し大胆になってきてる気がする。

わたしの気のせいかな?




「ゆーい!!この時間に学校来るとか珍しいね!!」



後ろからそんな声が聞こえてきて、わたしと遠藤先輩は同時に振り返った。

そこにいたのはサラサラ黒髪ストレートの女の人。


あれ、確かカラオケにいた人だ。

えーっと、わたしが先輩に向かってココアこぼした時にタオルあるよって声かけてくれた……。