[完結]甘やかし王子様が離してくれません。




「嬉しすぎて死ねる」



耳元で聞こえる、少しかすれたテノールの声。



「好きすぎておかしくなりそう」



…………!?
何事!?今、先輩なんて言った!?




「何言ってるんですか!?」



そう言って、思わず1歩後ろに下がり先輩との距離を開けてしまった。

先輩はふわり、と今まで見たこと無かったような優しい笑顔を浮かべていた。