「ホラー映画見たら夜夢によく出てくるんです。それもアトラクションみたいで楽しくて!!」 「……ごめん、俺ホラーに関してはお前と価値観を共有できない」 やっぱり無理か。 心ちゃんに話したら『信じらんない』って真顔で一蹴されたっけ。 多分、そのくらいわたしのホラーに対する愛は異常。 「でもまぁ……お前が楽しんでたならそれでいいや」 遠藤先輩はそう言って、ポンポンッとわたしの頭をなでた。 頭に全身の血液が集中するような。 そんな気がして、少しのぼせてしまった。