「どういたしまして。それじゃあ、またね」 そう言って、先輩はここまで歩いてきた道を引き返す。 ……んん?引き返す!? 「先輩!!もしかして、先輩の家通り過ぎちゃいましたか!?」 そう、先輩の背中に向かって叫ぶと先輩は振り返り微笑んだ。 「近いから、大丈夫」 そう言って、またわたしに背を向けて歩き出す。 ……本当に、近いのかな。