そんなかんなで俺達の無言学活生活が スタートした。 「おーい、夏李。お前、あいつの隣なんだって?」 そう言ってきたのは何故かここいる 隣のクラスの一稀。 「なんで一稀がここにいるの?ここ3組だよ?」 「んぁ?昼休みくらいいいじゃねぇーか。」 「つか、夏李、お前 麻野のこと気になってたんじゃないの?」 「柊陵まで変なこと言い始めないでよ。」 「そーだ、そーだ! 夏李のばぁーか!」 「一稀……君は子供か……。」