拗らせDKの偏った溺愛




相手の拳はやや上から。私の顔面を殴りつけようという算段のようです。

この場合、受けは上段。

ガッ!

受けると同時に中段外に流しつつ、こちらは受けた半身とは反対の体を使って、まずは中段前蹴り。

ですが、おぼっちゃまの体の勢いが強いので、足先ではなく膝をみぞおちに沈める。

ドスっ!

私が膝を繰り出した直後に


「ぐぉぼぉっ!!」


おぼっちゃまは、おかしな効果音を口から液体とともに吐き出して、そのままズルズルっと床におでこから落ちていかれました。

ゴンッ!!

うわぁ、おでこ、痛そうです。。。