ハルと付き合い初めて一週間が経った。
わたし達は毎日夜少しだけど電話をしてた。
たわいもない話で笑い合ってるこの時間がとても大切で、幸せだった。
ハルが電話の途中いきなり、
「なあ、今週の日曜デートしない?」
わたしは嬉しくて叫びそうだった...笑
そしてわたし達は今週の日曜デートする事になった。

ピピッピピッ
目覚ましの音で目が覚める。
今日はハルと始めてのデート。
何着ていこうかな... てかハルってどんな服が好みなのかな〜
結構悩んで決まったのが夏ぽい花柄のワンピース。
ってやばい時計みたら9時半だ!ハルとの待ち合わせは10時。急がなきゃ!
急いで用意して家を出た。
なんと待ち合わせ時間に間に合った。
ハルもうきてる!
「ごめん!待たせちゃった?」
「俺も今来たとこだから大丈夫。つか私服可愛すぎ...」
「本当!?頑張って決めた甲斐があったな〜」
「お前まじ可愛すぎな」
ハルに可愛いって言われるたび嬉しくて舞い上がりそう。
そうゆうハルもかっこよすぎ。
「ハルもか...」
「か?」
「かっこいい...」
「へへ笑 なんかお前に言われると照れるな」
そう言ってハルはわたしの頭をぽんぽんした。
ハルの笑顔って太陽みたいだな。
ハルの笑顔ずっと見てれるよ。
「なんか言えよ、バーカ」
ハルといると心臓いくつあっても、もたないよ。
「じゃあ行くか」
「うん!」
歩き始めようとしたら、
「ほら手」
ハルはわたしの手を握って歩き始めた。
ハルの行動一つ一つにドキドキしてる。

わたし達は公園に来た。
「俺なんか飲み物買ってくるから待ってて」
ハルってなんでこんな優しいんだろ。
完璧すぎてわたしにはもったいないくらいだよ。
それからわたし達は周りのカップル達のようにカップルらしい事をして公園デートを楽しんだ。
こうやってハルの隣にいる実感するんだ。
わたし本当にハルの彼女になれたんだって。

「そろそろ帰るか。今日は楽しかったなまた来ような」
「うん!約束ね!」
「おう!他にも色んなとこ連れてってやるよ」
ハルとこれから先色んな思い出が作れると思っとワクワクしてきちゃった。
ハルと手を繋いでゆっくり帰った。

「わざわざ家まで送ってくれてありがとう。今日は本当に楽しかったよ」
「彼氏が彼女を家まで送るくらい当たり前だろ」
「じゃあね、ハル気をつけて帰ってね」
家に入ろうと歩き出した瞬間、
「サナ」
振り返ると、チュッ
え... わたし今ハルと。
「ごめん嫌だった?」
「いや!そんな事ないよ。わたし今すごくドキドキしてる」
「おれも」
ハルも同じ気持ちなんだ。よかった。
わたしのファーストキス。
ドキドキしてまともにハルの顔見れないよ。
「実は俺ファーストキスだった」
「え、わたしもだよ」
「まじ?!サナのファーストキスいただき〜!」
って言いながらハルは子供の様に無邪気に笑ってた。
「じゃあ帰るな。またメールすっから」
「うん、おやすみ」
今日はドキドキして中々寝れなかった。
わたし今すごく幸せ者だな〜って改めて実感した。