「勇太なら知ってるかもよ?」 私は将暉にそう言ってから勇太に声をかける。 「勇太!これの名前は?」 少し遠くにいたので大きめに呼ぶ。 その時勇太はプロレスごっこをやっていたのだが、私の方を見るなり目をキラキラさせた。 「図バスっ!!」 勇太が叫んだ。 こんなにも可愛い4年生の男子なんてこの世に存在するのだろうか、と私は思い、勇太に不覚にもキュンキュンしてしまった。