『発車します。』 秀「ん―。着いた―。」 らいと「ここ?」 陵「あぁ。」 改札を出て歩き出した。 陵「ここ。」 海が見渡せる場所。 ここに梓は眠っている。 らいと「潮の香りがするね―。」 陵「梓が好きな場所なんだよ。」 らいと「そ―なんだ。」 らいとはしゃがんで、手を合わせた。 らいと「梓、何で死んじゃったの?」 らいとは目を開けて、梓の墓をじっと見ながら言った。 俺は、梓が死んだあの日の事を全部話した。