「……。」

「あのままのボクじゃ翔太に勝てないから」

それって……

「蒼が好きなんだ。ずっと前から」

でも私。翔太のことが好きなの。

「っ……」

知らなかった。裕の気持ちなんて
私が裕を傷つけてしまっていたなんて

「返事なんて要らない。言いたかっただけだから。」

そう言って唇を重ねてきた。

切なくて、涙の味がするようなキスだった。

「ごめん。帰るね。」

なにを言っていいか分からず帰った方がいい気がした

「わざわざ心配させてごめん。明日から来るから。」

そういうと直ぐに部屋へ戻ってしまった。

私も早々と家に帰った。

帰る途中、私は色々考えてた。
裕との距離感とか翔太のこととか

結果、結論は出なかった。

明日で今週が終わるのか……。

そう思うとなんだか一週間が早い気がした