とある美術部の恋事情


なんだかモヤモヤするなあ。



皆の前でThe リア充なことは言いたくない。



沙菜はそうじゃないってことなのかな。





「晃?」




沙菜がいた。




「もう入学式の準備終わった。帰ろ?」




ああ、終わっていたのか。





「うん。」





すれ違う1年生の姿。



俺が1年生の時ってどんなだったっけ。




沙菜の記憶はないな。入学式の時に関しては




だって赤の他人だったもんな。




「今日ぼーっとしていること多いけどどうしたの??」




「さっきの嘘だから。」




「ん?」




「どうでもいいなんて思ってない。本当は同じクラスがよかったから、四季とゆなを恨んだりした。一緒がよかったよ・・」




「ど、どうしたのw」




「それに引っかかってぼーっとすることが多かったんだと思う。」





「なるほどね。らしくないねー」




そんな傷ついているように見えなくてほっとした。




桜が綺麗だ。