俺はすぐに走り出した。
ていうか、足を動かしたんじゃなくて、
意識が付いていかないまま、足が動いた。
「結灯っ?!」
部屋に入ると、たくさんの看護師がいて。
「ああああっ!痛いっ!痛いぃぃぃっ!
嫌だぁっ!あああああっ!」
結灯がお腹を押さえて、叫んでいた。
「腕押さえて!」
「足も!」
看護師が何人かで、必死に結灯を押さえる。
「鎮静剤!持ってきました!」
「注射して!」
「早くっ!」
「あああああああ!」
暴れる結灯を押さえて、誰かがブスッ、と注射をした。
「………」
すると、すぐに結灯はガクッ、と崩れ落ちた。

