「………梶原、結灯って言うの。
………友達に、なってくれない……?」
「……どうやって僕の部屋を突き止めたの?
同い年の女の子がいるって聞いてたけど、君のこと?」
「………看護師さんに教えてもらったの」
「……アイツか」
その子は優しげな顔から、冷たい言葉をぽんぽん吐く。
「僕、君のこと知ってるよ」
「……え?」
「いつも一心不乱に勉強してる子」
にやっ、と。
初めて、笑った。意地悪な顔で。
「僕、君のこと嫌い。だから、友達とか無理だよ」
「……………」
ガーン!
って、頭のなかで金槌が叩かれたような感じ。

