その灯火が消えるまで



一度始めると、勉強は楽しかった。



最初はひらがな、次はカタカナ、
次は漢字、また次は言葉。


最初は足し引き算、次はわり算かけ算、
そして図形、方程式。



どうせ人の一生の4分の1しか生きられないんだ。


できるうちに人の一生分以上、

知る努力をしてみよう。




最初は両親を喜ばせるためだった勉強は、
次第に自分のための勉強になった。




普通なら小学校に上がる年、7歳の頃。



私は、小学6年生の勉強をしていた。



分からなければお医者さんのお昼休みに聞きに行って。


通信教育の全国統一テストでは、
一桁に入った。



それを見せたら、お母さんとお父さんはすっごく喜んでくれて。




私もすっごく、嬉しかった。