昼休み。
「ふっふっふ」
「……なんだよ」
俺の席は教室の窓際から二番目の列の一番後ろになった。
そして隣は結灯だった。
「やっぱりイケメンだねぇ」
「やっぱりってなんだよ」
「改めて見ると」
俺の方を向いて、にやにや笑う。
俺も改めて見て思ったこと。
とにかく肌が白い!
「何?あんたら知り合いなの?」
そこで、俺の後ろからかかる声。
「なんか親しげ」
その子はショートカットて背が高い美人な女子。
「ううん。昨日の夜に会っただけ」
「昨日?」
「そう、昨日」
俺も言うと。
「えっ、何、夜の出会いってどういうこと?!」
男が割って入ってくる。

