その灯火が消えるまで


「……ッハア、ハアッ……!」

結灯は、苦しそうにギュッとそいつの腕をつかんで。


「……ちょっと、だけ………」

「うん」


「……ちょっとだけだから…………

………ちゃんと、起こして……」


「…うん。大丈夫だから」

「……ん。ありが、と……」



安心したように。

結灯は体を先生に預けて、気を失った。



気を、失った。