その灯火が消えるまで



こいつ、狂ってんじゃないの?

どういう、ことだよ。


「だから部外者のあんたは早く貴也呼んでもらえない?

あと、このこと言ったらあんたマジで許さないからね。

テレビとかであんたのあることないこと話してやるから」

「…………」


結灯は黙っている。


「……ちょっと!」



ドンッ!



と結灯は肩を押される。